M3-2018春の頒布作品のサンプルです。

M3-2018春(4月29日・TRC)にて頒布致します3作品のサンプルです。
『夢の宇宙誌』は新譜です。
3作品全て、全14曲入り、1枚500円です。
チョコレートデリンジャーのスペースは、第一展示場L-07bです。
宜しくお願い致します。





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『夢の宇宙誌』について。

CHOCOLATE DERRINGERの6枚目のミニアルバム『夢の宇宙誌』は、
頭痛と肩凝りと腰痛に悩まされての制作と相成った訳ですが、やっとこさ完成致しましたので、
解説と言うか、弁護と言うか、まあ、ちょっとだけ『夢の宇宙誌』について書かせて頂きます。

『夢の宇宙誌』は、2016年作の『夢の遠近法』、2017年作の『夢の棲む街』に続く、「夢三部作」の完結編です。
Juicy Fruits「ジェニーはご機嫌ななめ」…特にイントロ部分…を原点・頂点とする、この三部作は、
正に、私自身の音楽的な過去を振り返り、現在を直視し、未来を思考する、そんな制作作業になりました。
CHOCOLATE DERRINGERは、2013年の開始以来、ずっと「シンセピコピコドラムドカドカ」なサウンドを…
1980年代前半のジャパニーズ・テクノポップ及びジャパニーズ・ニューウェーヴを基礎・基幹としてやってきており、
その様な歌詞・楽曲・音響・世界観の行き着く先の一つを…別世界の一つを…
3年間に渡る三部作によって、未熟・微力ですが、提示・掲示する事が出来たのでは?…と思っております。

1980年代前半のジャパニーズ・テクノポップ及びジャパニーズ・ニューウェーヴの世界観の追求過程で、
やがて、言葉の数も音の数もミニマルに…徐々に減って行きましたが、しかし、最後の最後に、
1980年代前半のジャパニーズ・テクノポップ及びジャパニーズ・ニューウェーヴにとって、いや、
Juicy Fruits「ジェニーはご機嫌ななめ」にとって、最重要項目・最重大要素である「♪ハートキュンキュン」な薫りを、
ほんの少しは残す事・活かす事が出来たかなあ?…なんて思っております。
私、CHOCOLATE DERRINGERが想う「シンセピコピコドラムドカドカ」なサウンドの、
最終形態の一つが、『夢の宇宙誌』であります。

んで。何が「んで」なのかよく分かりませんが、とにかく、1曲ずつ解説させて頂きますと…。

「Nyan Nyan Dream」…『夢の宇宙誌』の1曲目がなかなか決まらず困り果てていた時に、
1980年代の漫画雑誌を読んで閃いた作品です。Vocaloid「蒼姫ラピス」が、ずっと「♪ニャンニャン」言ってます。
これはテクノディスコですね。全然オシャレじゃないディスコサウンドです。

「The Night of The Plastic Girl」…私はAppleの「Logic」というDAWソフトを使って音楽制作をしているのですが、
このLogic付属の「Sculpture」というソフトシンセが、『夢の宇宙誌』では大活躍しました。
よし、Sculptureのキラキラした音色で、70年代グラムロックや、80年代テクノポップをやろう、なんて思ったのです。
この作品のテクノポップなシンセリフは、まずSculptureによる単音リフをコード化して、
そのコードの一つひとつの音に対し、それぞれ少しだけ音色が違うSculptureを充てがい、
更に、それぞれ少しだけ設定が違うディレイをかけて作りました。
Logic付属のビットコンバーターもかけました。今回、ビットコンバーターはいつも以上に多用しました。
そして、シンセリフをコピペする際、1拍ズレてしまったのですが、そっちの方が良かったので、そのまま採用しました。
このシンセリフの制作方法は、電気グルーヴ「Area Arena」の影響があると思います。
何より、Juicy Fruits「ジェニーはご機嫌ななめ」の影響がある作品です。

「Capricious Index」…これはテクノファンクですかねえ。私は「サトケン」こと佐藤研二というベーシストが大好きで、
「Nyan Nyan Dream」でもサトケンのテイストやフレーバーを意識したのですが、この作品でも意識してみました。
音数は少ないけれど、佐藤研二の風味を、多少は出せた、かもしれません。
この作品では、『夢の宇宙誌』で唯一、エレキギターのサンプルを使いました。そのままではなく軽く切り刻みましたが。
ディスコ・ファンク系ギターは大好きですが、もう当面は使わないでしょう。

「Lunatic Lover's」…何故この様な、濃霧の街並の様な、暗〜い作品を作れたのか?
普段、暗い曲は聴かないのにと、暫し胸に手を当て思案してみたところ、思い当たったのが、筋肉少女帯であります。
筋肉少女帯の「ノーマン・ベイツ」「夜歩く」「星の夜のボート」「デコイとクレーター」…。
こういうスローテンポで猟奇オドロな作品の影響が、今も私には在る様です。何だか再発見でした。
スローテンポ猟奇オドロと言えば、THE STALINの「T-Legs」「Fish Inn」も好きだったなあ。衝撃的でした。
途中、シンセサイザーがランダムに鳴っている様な部分がありますが、音の全てをコントロールして作りました。
昔、ピアニストの三柴 理さんに私のデモテープを聴いて頂く機会があり、その時、
「一つひとつの音に責任を持ち、何故、その音にしたのか、説明出来る様になりなさい」というアドバイスを頂きました。
以来、シンセサイザーをランダムに鳴らす時も、細心の注意を払う様になりました。
この作品は、霧がドンドン濃くなっていって、でも、途中で霧が少しだけ晴れていく…そんな情景を音にしました。

「Layanir」…これは2年前に作った作品ですが、Roland TB-303の様なビキビキウニョウニョしたサウンドを使わずに、
アシッドでサイケなサウンドを作りたかった…。そこで思い付いたのが、ディレイを多用したサウンド、であります。
それに加えてこの作品では、「蒼姫ラピス」というVocaloidに、モジュレーションも少しだけかけました。
「歌声」っぽくしたくなかったのです。「歌唱」と「囁き」と「スキャット」の合体を狙っていました。
なので、歌詞はよく聴き取れないと思います。それは、『夢の宇宙誌』全体に言える事でもあると思います。
タイトルは山野一の作品から引用しましたが、私も初めて山野一の作品を読んだ時は、
鈍器で後頭部をイキナリ殴られた様な大衝撃がありました。

「Milky Rain」…MARCHOSIAS VAMP「メビウスの館」と、電気グルーヴ「カメレオン・マニア」を合体させたい…。
下品なロックンロールと、下品なディスコを合体させて、下品で楽しい作品にしたい…。そんな想いから始めた作品です。
『夢の宇宙誌』では、Sculptureの他に、Logic付属のRoland TR-909系のパーカッションとクラップも多用しました。
TR-909は、やっぱり好きですねえ。あのちょっと乱暴・乱雑な味わいが大好きです。

「Endless Dream」…私の「ギターヒーロー」であります筋肉少女帯のギタリスト、橘高文彦がよく弾く音の配列を、
70年代グラムロックと、80年代テクノポップに落とし込んだのが、この作品のシンセリフであります。
ベースラインは、Juicy Fruits「ジェニーはご機嫌ななめ」の末裔って感じで作りました。
思えば、こういうベースラインは、毎度作っていました。んが、全然飽きないですねえ。
悪夢や奇妙な夢がなかなか終わってくれない感覚を、曲の展開という形で表現して、アルバムの最後に収録しました。

アートワークは、今回もイラストレーターのEMIさんに描いて頂いたのですが、今回はほとんどお任せでした。
今までで一番キュートでアシッドなアートワークだと思うのですが、
このアートワークからサウンド面で影響を受けた部分が少なからずありました。

…ちょっとだけと言いつつ、ついつい長くなりましたが、『夢の宇宙誌』を聴いて楽しんで頂けたら、とても嬉しいです。
宜しくお願い致します。

The Nightmare Before Christmas。

3月というのは、別れの季節、なんて言って、卒業とか異動とか、まあ、色々とありますが、
私にとって今年の3月は、『大槻ケンヂのオールナイトニッポンPremium』が終わってしまって、
本当に寂しい気持ちで一杯であります。
放送は1月から3月までの期間限定と分かっていたものの、実際に終わってしまうと、
金曜の夜の楽しみが無くなってしまって、本当にツマンナイナーと…。

オーケンこと大槻ケンヂがパーソナリティを務めるラジオ番組が終わるのは、これで何度目だろう?
水曜ANN、月曜ANN、タマゴのキミっ…何度体験してもちょっと寂しいですね。
オーケンのトークは、ライブでのMCもそうだけど、ちょっと密室芸っぽい味わいがあるので、
夜のラジオ番組にはピッタリだと思います。FMじゃなくてAMね。
オーケン、またラジオ番組やって欲しいなあ。

と、いう様な事を思いつつ、大槻ケンヂ『オーケンの、私は変な映画を観た!!』シリーズを再読。
最近、映画観てないなあ。ティム・バートン『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』をDVDで観たくらい。
何度観てもティム・バートンの物凄い世界観に圧倒される。

と、いう様な事を思いつつ、CHOCOLATE DERRINGERの新譜を制作中であります。
あー、肩が凝る。腰が痛い。

Soloist。

佐藤研二のソロアルバム『Soloist』シリーズを聴くと、やっぱしエレキベースって良いなあと思います。
私の音楽制作では、ここ数年、シンセベース一辺倒ですけどね、やっぱしエレキベースって良いなあと思います。
こんな事なら、若い頃にもっとエレキベースの鍛錬・修練を積むべきだったなあ、なんて思います。
サトケンこと佐藤研二は、「エレキベースのなせる業と神髄」を、独自に追求・表現・提示していると思います。
さすが日本一のベーシスト、物凄い御方です。

羽生結弦って凄いなあって思います。あんなアスリートは今まで見た事が無いです。
私はアスリートに対し、昔から生理的嫌悪感しか抱かないのですが、羽生結弦だけは別格・別物・別次元の存在です。
世情に疎い私でも、羽生結弦の事は以前から知っていましたが、先月開催された冬季五輪ですっかりファンになり、
近頃は羽生結弦の書籍やDVDを買い漁っております。
羽生結弦の演技を観ていると、何故、太古の昔から、世界各地で、様々な儀式で、
「踊り」「舞い」という存在が、音楽も含めて重要視されてきたのか、よ〜く分かる気がします。
私なんかは、羽生結弦の演技を観ると、正に「♪ハートキュンキュン」です。
ジューシィ・フルーツ「ジェニーはご機嫌ななめ」を聴いた時みたいなハートキュンキュンであります。
66年振りの冬季五輪連覇…物凄い御方です。
んで、『羽生結弦語録』という書籍を古書店で購入したら、巻末に日付と共に、
「孫達へ」という書き込みがしてあって、何だか切なくなったです。お孫さん達、売却しちゃったんだね…。

佐藤研二と羽生結弦、あと、ニッポン放送『大槻ケンヂのオールナイトニッポンPremium』に夢中になりつつ、
相変わらずCHOCOLATE DERRINGERの新譜『夢の宇宙誌』を制作中です。
「こんな調子でM3-2018春に間に合うかなあ?」という恐怖感も抱えつつ…。まあ、何としても完成させますが…。

新譜制作と同時に、DAWソフトやソフトシンセやサンプリングCDに依存しない音楽制作方法を模索中であります。
『夢の宇宙誌』の次作は、佐藤研二『Soloist』の様なベース中心のサウンドになるかもしれません。
まあ、また「ジェニーはご機嫌ななめ」みたいな可愛いシンセリフを追求するかもしれませんが…。
あのシンセリフは、私の音楽の『原点』であり『頂点』ですからねえ…。
ELEKTRONのパラメーターロックが懐かしい今日この頃、またMachinedrumとか買っちゃうかも…。

BITTERSWEET。

ジューシィ・フルーツのデビュー曲であり、彼等の代表曲であり、当時超話題のヒット曲であり、
そして、ジャパニーズ・ニューウェーヴ・ナンバーの金字塔である「ジェニーはご機嫌ななめ」。
あのシンセピコピコドラムドカドカなリフを聴いた時に感じる、
感動・興奮・高揚感・ハートキュンキュンなテイスト・フレーバーを追求している身としては、
21世紀の今、平成の世が間もなく終わるこの時代に、ジューシィ・フルーツのニューアルバムが、
1980年代の未発表曲集とかじゃなく、全曲新曲のフルアルバムで発売されたというのは、
とても喜ばしい事であります!本当にありがたい!いや〜、まさか、こんな日が本当に来るとはねえ…。
Amazon購入特典CDR収録の「Dangerous Salmon」も最高です。
この、ちょっとコミカルなロックンロールナンバーをライブで観た時は、まさか音源になるとは思ってなかった!
ジューシィ・フルーツ『BITTERSWEET』…オススメの一枚であります。
プロフィール

CHOCOLATE DERRINGER

Author:CHOCOLATE DERRINGER
CHOCOLATE DERRINGERと申します。

可愛くて歪んだ電子音楽をやっています。

サウンドクラウド
https://soundcloud.com/chocolate-derringer

BOOTH
https://chocoderri.booth.pm

宜しくお願い致します。

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