M3-2015秋お疲れ様でした!

M3-2015秋が本日無事終了致しました。
チョコレートデリンジャーのスペースへお越し頂いた皆様に御礼申し上げます。
本当にありがとうございました!
御蔭様で新譜『夜の魚』は完売致しました。
本当に嬉しい限りです。

まだ準備中ですが、次回作の制作を先日から徐々に始めております。
新たな三部作の第一弾です。
ハードでポップでマニアック…そんな可愛くて毒のあるサウンドを作りたいです。
これはM3-2016春で頒布出来たら良いなあと思っております。

今後もチョコレートデリンジャーを宜しくお願い致します!

スポンサーサイト

チョコレートデリンジャーの新譜『夜の魚』の一部を公開致します。

チョコレートデリンジャーの9曲入り3rdミニアルバム『夜の魚』から一部を公開致します。どうぞ聴いてみて下さい。
また、『夜の魚』全曲解説を当ブログに掲載致しましたので、こちらもどうぞ読んでみて下さい。

『夜の魚』は、M3-2015秋にて頒布致します。頒布価格は500円です。
M3-2015秋は、10月25日(日)11:00〜15:30、TRC 東京流通センターにて開催されます。
チョコレートデリンジャーのスペースは、第一展示場 G-08aです。
宜しくお願い致します。





『夜の魚』解説その3。

引き続き『夜の魚』の収録曲について書きます。

6曲目は「あんどろトリオ」。
タイトルは、内山亜紀の漫画作品「あんどろトリオ」から。
子供の頃、何故か家に内山亜紀の単行本がありました。タイトルは忘れましたが、ちょっとエッチなギャグ漫画でした。
私はアシッド・ハウスが好きなのですが、「可愛くて淡々としたアシッド・ハウス」をいつか作りたいと思ってまして、
CHOCOLATE DERRINGERを始めた頃から「あんどろトリオ」の曲想はありました。
そして、内山作品のちょっとエッチで可愛らしいテイストと、アシッド・ハウスのテイストを、
淡々としたミニマル・ミュージックな感じでまとめたいと思い、アレコレやっていたら、この様な曲になりました。
この曲では蒼姫ラピスの可愛い滑舌が上手く表現出来たかなと思います。

7曲目は「B・Jブルース」。
タイトルは、藤子不二雄Aの漫画作品「B・Jブルース」から。
最初はその名の通りブルースを作ろうと思っていたんです。ブルースギターをサンプリングしたりして。
ところが、ある日、Punk Anderson「Discodancer」を聴いたら、
こういうバカバカしいディスコナンバーを作りたいと思いまして、アレコレ試した結果、
この様なミニマルでディスコっぽい曲になりました。
ブラックなテイストがちょっとは有ると思いますが、もはやブルースでは無いですね。
でも、まあ、こういうのもCHOCOLATE DERRINGERかなあと思います。
この曲ではVOCALOIDを使ってません。蒼姫ラピスはアルバム最後の8曲目と9曲目にまたちょっとだけ出てきます。
『夜の魚』は、VOCALOID有りが5曲、無しが4曲となりました。
制作開始当初は、こんなにVOCALOIDを使うとは思っていませんでした。全曲インストにしようと思っていました。
実際に作ってみないと分からないものですね。

8曲目は「ルートパラダイス」。
タイトルは、久米田康治の漫画作品「√P ルートパラダイス」から。
ナムコのビデオゲーム「ゼビウス」のBGMみたいなミニマル・ミュージックをいつか作りたいと思っていました。
最初は「ゼビウス」や、1980年代のナムコのゲームミュージックをサンプリングしようと思っていたのですが、
結局、サンプリングは止め、YMCK Magical 8bit Plugでシンセリフを作り、ドラムとベースをスウィングさせ、
そこに蒼姫ラピスやサンプリングCDの声ネタ、ファンクギターを入れて完成させました。
歌詞は、華倫変の漫画作品「忘れる」の影響が大きいです。「忘れる」は憂鬱な気分になるとよく読む短編漫画です。
「心理試験」や「天国ではすべてうまくいく」もそうですけど、
楽曲はピコピコ陽気なんだけど、歌詞はちょっと暗いっていう作品が今作は多くなりました。

最後は「真夜中のクロール」。
タイトルは、森山塔の漫画作品「真夜中のクロール」から。
これも数年前に処分しちゃいましてねえ…。先日、まんだらけで見つけて「買い直そうかな?」と思ったのですが、
そうなると他の森山作品・塔山作品も欲しくなるので止めておきました。物欲をグッと堪えました。
まあ、それはともかく、この曲は某有名ロックンロールナンバーのエレキギターをサンプリングして、
EQやらディレイやらターンテーブルで急にピッチを落とした様なエフェクトも掛けてループを仕上げました。
上モノはほとんどEISENBERG VierとEinklangで作りました。当時は買ったばかりで沢山使いたかったのです。
『夜の魚』締め括りの曲なので、ロックンロールギターをベースに色んな音が鳴りまくる喧しい曲にしました。
ラストで蒼姫ラピスが「愛している」を繰り返すのは、町田町蔵「愛してる」へのリスペクト及びオマージュです。

リスペクト及びオマージュと言えば、歌詞の記載方法もそうです。
今作では、歌詞の文字は反転させて、CDの盤面に印刷しました。
これは、私の大好きな幻覚アレルギーとOCTOPUS CULTへのリスペクト及びオマージュです。

ジャケットは、CHOCOLATE DERRINGERの看板娘である眼鏡っ娘が、分厚い本を読んでいる姿です。
EMIさんからの発案で昔の高橋葉介風に仕上げて頂きました。眼鏡っ娘の脚線美が実に高橋葉介していると思います。
そして、表ジャケット→歌詞ページ→裏ジャケットで全6コマの漫画になっています。
これは昔からやりたかった表現で、今回やっと形に出来て嬉しい限りです。
眼鏡っ娘が読んでいる分厚い本のページが、『夜の魚』の歌詞になっているという仕組みです。
このジャケットと歌詞ページと盤面は是非見て頂きたいと思います。

最後になりますが、今作もトライ&エラーの繰り返しとなりました。
未熟な点ばかりですが、限られた時間と僅かな能力の中で、私なりにベストを尽くしたつもりです。
…また高校球児みたいな事を言ってますが…。
CHOCOLATE DERRINGER『夜の魚』を聴いて下さった方々が、
少しでも楽しんで頂けたら、心の中で踊って頂けたら、そりゃもう本望です!
どうぞ宜しくお願い致します。





『夜の魚』解説その2。

『夜の魚』の収録曲について書きます。

1曲目は「心理試験」。
タイトルは、江戸川乱歩の短編小説「心理試験」から。
ピコピコした可愛いシンセの音色でロックンロールのフレーズを奏でて、キック四つ打ちの曲を作ろうと思いました。
基本はロックンロール、チップチューン、ハウスで、たまにメタルギターとファンクギターが出てくるという、
ごちゃ混ぜなサウンドになりました。
最初はインスト曲だったのですが、制作途中で久々に幻覚アレルギーを聴いたら、猛烈に歌詞を入れたくなりました。

2曲目は「333メートルの天国」。
タイトルは、楳図かずおの漫画作品「わたしは真悟」から。
私は楳図かずおが大好きでして、特に「わたしは真悟」が大好きなのですが、これは人様にはオススメ出来無いですね。
オススメするなら「漂流教室」や「洗礼」ですかねえ。
まあ、それはともかく、この曲は元々BPM200以上で、ツーバスドコドコ、ダウンチューニングギターザクザク、
ピアノがガンガンに鳴り、変拍子がガンガンに入るというちょっと気が狂ったメタルナンバーだったのですが、
BPMを落として、電気グルーヴ「ズーディザイア」みたいにしました。今聴くと「何処が?」って感じなのですが。
全体としてはインダストリアルっぽい曲で、間奏にミニマル・ミュージック系のピアノが出てきます。
この曲が『夜の魚』最速の曲で、BPMは161です。
「心理試験」と「333メートルの天国」のVOCALOID(蒼姫ラピス)にはフランジャーをちょっとだけ掛けました。

3曲目は「H.I.P.」。
タイトルは、富沢 順の漫画作品「ガクエン情報部H.I.P.」から。
この漫画、大好きだったんですけど、数年前に単行本を処分しちゃいましてね。でも後悔して買い直しました。
本もCDも処分するのは簡単ですが、買い直すのは大変ですね。どんなに部屋が狭くなっても持っている方が良いです。
まあ、それはともかく、この曲は陽気で踊れるシンプルなファンク系・ディスコ系ナンバーにしたくて、
女性スキャットやカッティングギターを沢山入れました。ピコピコシンセも入ってます。

4曲目は「天国ではすべてうまくいく」。
タイトルは、丸尾末広の漫画作品「笑う吸血鬼」から。
この曲は私なりの鎮魂歌です。
CHOCOLATE DERRINGERを始める直前に父が病気で亡くなりまして。
それでいつか鎮魂歌を作りたいなあと思っていました。
ただ、鎮魂歌と言っても、暗く重いシリアスな感じでは無く、敢えて陽気でカラフルな感じを出したいと思い、
砂原良徳による電気グルーヴ「STINGRAY」を手本に、ピコピコシンセを入れてトロピカル風に作ってみました。
私はハワイアン・ミュージックやラテン・ミュージックも大好きなので、こういった路線の曲は今後も作りたいです。

5曲目は「天使のたまご」。
タイトルは、押井 守監督作品のアニメーション映画「天使のたまご」から。
アレはいつだったかなあ?忘れましたけど、池袋の新文芸坐のオールナイトで観たんですね、「天使のたまご」を。
実に不思議な作品で、実に不思議な感覚を味わいました。
そんなフワフワモヤモヤ感を曲にしてみました。
ちょっとしたスライドギターが出てくる淡々としたミニマル・ミュージック系です。
BPMは『夜の魚』の中で一番遅い111です。「もっと遅くしても良かったかな?」と今では思います。
「H.I.P.」「天国ではすべてうまくいく」「天使のたまご」ではVOCALOIDは使いませんでした。

続きます。



『夜の魚』解説その1。

M3-2015秋まであと2週間となった本日、
やっとこさCHOCOLATE DERRINGERの3rdミニアルバム『夜の魚』が完成致しました。
恒例の全曲解説と言いますか、『夜の魚』についてアレコレ書きたいと思います。

CHOCOLATE DERRINGERを始めた時、自分が何曲作れるのか、いつまで活動出来るのか、全く分かりませんでした。
ただ、シングルでもアルバムでも構わないから、とにかくCDを3枚作ろう、三部作を作ろうと思っていました。
そして、サークルカットやジャケット等を描いて下さったEMIさんや、様々な方々のお力添えにより、
まだまだ未熟者な私ですがナントカカントカ、三部作最後の作品を完成させる事が出来ました。
皆様にこの場を借りて御礼申し上げます。本当にありがとうございました。

『夜の魚』は、前作『夜歩く』が完成してすぐに制作に取り掛かりました。今年の4月下旬でした。
『夜歩く』は、歌詞も楽曲も音色作りも肩に力が入り過ぎてしまい、結果として空回りな所があったと反省しました。
『夜の魚』は、その反省点を踏まえ、
1.インスピレーションを活かしてスピーディーに作り上げる。
2.言葉数・音数を減らし、1曲16トラック以内・5分以内で作り上げる。
3.細部にこだわり過ぎない。
…という事を念頭に作り始めました。
しかし、実際には、アーデモナイコーデモナイとフレーズやパラメーターをイジリまくったり、
ほとんどの曲が16トラック以上になってしまったり、5分以上になってしまった曲もあったり、
マスタリングをしてはミックスをやり直すという事を繰り返してしまいました。
なかなか進歩・進化しないです…。
しかしながら、全体的に前2作よりミニマル感が増しダンサブルでありながらスッキリとしていて、
全9曲38分の世界を一気に聴いて頂けると思っております。
また、私の音楽人生の中で初めてBPM200以上の曲が一つも無い作品になりました。
大好きなツーバスドコドコも「333メートルの天国」のアウトロにしか使ってませんし、
個人的には今迄に無い展開の作品となりました。
あ、そうそう。半年間で9曲書き下ろすというのも初の試みでした。
最初は4曲入りにしようと思っていたものの、作ってる内にアレも入れたいコレも入れたいで結局全9曲になりました。

『夜の魚』の使用機材を書きます。
Computer:Apple iMac Core i7 3.1GHz
DAW:Logic Pro 9
Audio I/O:Steinberg UR28M
Monitor Speaker:YAMAHA HS5
Headphone:SONY MDR-CD900ST
Software Instrument:YMCK Magical 8bit Plug、PLOGUE Chipsounds、EISENBERG Vier etc
VOCALOID:蒼姫ラピス(Piapro Studio)

これだけです。
『夜の魚』制作開始直前にハードウェアのシンセサイザーやドラムマシンは全て処分しました。KRK ROKIT5も。
今ではELEKTRON Machinedrum SPS-1UW+MKIIやRoland TB-3は処分しなきゃ良かったかも…と少々後悔中です。
モニターにはiPhone付属のスピーカーやイヤホンも使いました。
私は寝しなにiPhone付属の小さなスピーカーで音楽を聴く事が好きなので…。
ピコピコキラキラした可愛い音は、YMCK Magical 8bit PlugやPLOGUE Chipsoundsで、
キンキンギラギラした金属的な音は、EISENBERG VierやEinklangで、
ビキビキドロドロしたランダムな音は、D16 Group PHOSCYONやKORG LegacyCellで作りました。
これも初の試みだったのですが、ドラムとベースはほとんどLogic Pro 9付属の音源を使いました。
ただ、プリセットをそのまま使う事は無く、パラメーターをイジり、レイヤーもしました。
ドラムは主にRoland TR-909系の音色を使いました。
VOCALOIDにはいつもリバーブとディレイしか掛けなかったのですが、今作ではフランジャー等も掛けました。
今作は今迄以上に女性の声が多いのですが、サンプリングCDの声ネタも結構使いましたが、
Voiceというソフトに英語を打ち込み、外国人女性に喋らせた音声もかなり使いました。
このVoice、発音は良いのですが、いかんせん、
英語が分からない私が翻訳ソフトを頼りに打ち込んだので、結構なデタラメ英語だと思います。
まあ、その辺は笑って許してやって下さい。

続きます。







プロフィール

吉川孤蝶

Author:吉川孤蝶
吉川孤蝶と申します。
「CHOCOLATE DERRINGER」「心理試験」「ミルクがねじを回す時」で作詞・作曲・打ち込み等をしています。
70'sグラムロック、80'sテクノポップ、90'sエレクトロニカ、昭和の音楽、映画、漫画、文学をこよなく愛しております。
シンセピコピコドラムドカドカな躁鬱病的電子音楽を作れる様、日々精進しております。
サウンドクラウド
https://soundcloud.com/chocolate-derringer
BOOTH
https://chocoderri.booth.pm
宜しくお願い致します。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR