M3-2016秋、ありがとうございました。

本日、M3-2016秋が無事終了致しました。
チョコレートデリンジャーのスペースにお越し頂いた皆様、本当にありがとうございました。
私は褒められると伸びるタイプなので、作品を褒めて頂いて、とても嬉しかったです。
今回は仕事と言う名の強制労働により徹夜状態で参加した為、
心身共にキッツイなあと思いつつTRCへ向かったのですが、
作品を買って頂いたり、褒めて頂いたりして、疲労感も吹っ飛びました。
またM3にサークル参加したいなあと思っております。現在、新譜を制作中です。
今日は本当にありがとうございました。
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チョコレートデリンジャーの新譜の一部を公開致します。

チョコレートデリンジャーの5曲入り1st Single『Lost Moon e.p.』と、
5曲入り2nd Single『Paranoia Star e.p.』から一部を公開致します。どうぞ聴いてみて下さい。
また、この二枚の全曲解説を当ブログに掲載致しましたので、こちらもどうぞ読んでみて下さい。

『Lost Moon e.p.』と『Paranoia Star e.p.』は、M3-2016秋にて頒布致します。頒布価格は500円です。
M3-2016秋は、10月30日(日)11:00〜15:30、TRC 東京流通センターにて開催されます。
チョコレートデリンジャーのスペースは、第二展示場 2階 ク-12yです。
宜しくお願い致します。




『Paranoia Star e.p.』と『Lost Moon e.p.』の解説その2。

次は『Paranoia Star e.p.』について書きます。
これはCHOCOLATE DERRINGERの2nd Singleです。M3-2016秋の為に書き下ろしました。

1曲目は「Paranoia Star」。
タイトルは、丸尾末広の漫画『パラノイア・スター』から。
丸尾末広は近年、緻密で繊細な絵柄&昭和初期&エログロナンセンス路線に回帰していると思います。
「あー、丸尾末広が帰ってきたあ」って感じで嬉しいのですが、私は1980年代半ばの絵柄や作風、
つまり、単行本で言うと『パラノイア・スター』ですね、この辺りも大好きでして。
遠藤ミチロウが一時期、パラノイア・スターというバンドをやっていましたし、
いつかこのタイトルを使いたいなあと思っていました。
「パラノイア」というのは、日本語だと「偏執病・偏執者」って事ですかね。
最初は暗〜いミニマル・サウンドにしようかと思ったのですが、あえて、真逆の明るいノリノリ曲にしようと思い、
70年代グラムロックと80年代テクノポップのチープさと、スウィングした四つ打ちを全面に打ち出した曲にしました。
サビのベースラインは、元MARCHOSIAS VAMPのベーシスト・佐藤研二を意識して作りました。
あと、『Lost Moon e.p.』を作っていた頃から忌野清志郎やRC SUCCESSIONが私の中で再燃してまして。
軽快なロックンロールをやりたいなあと思って、でもエレキギターではなく、ソフトシンセでやりました。
蒼姫ラピスの他にVickiも出てきます。これらをミュートしたバージョンも収録しました。

2曲目は「ヒヤパカ」。
タイトルは、山野一の漫画『ヒヤパカ』から。
私が山野一作品を初めて読んだのは高校生の頃でしたが、後頭部を鈍器で殴られた様な強い衝撃を受けました。
エロ、グロ、ナンセンス、バイオレンス、ドラッグ、サイケデリック…その他諸々の下品でド底辺なモノが、
渾然一体となって、これでもかと襲いかかってくるのでした。
特に『どぶさらい劇場』には、「そうそう!私はこういう音楽をやりたいんだよ!!」と非常に強く共感しました。
まあ、それはいいとして、「ヒヤパカ」はフランスのハウス系レーベル「Robsoul Recordings」の作品みたいな、
適度に弛緩した空気感を持つ楽しい曲にしようと思い、ファンク+ディスコ+ピコピコシンセな曲にしました。
エレキギターもホーンもピコピコキラキラシンセも出てきます。
この曲は最初、インストゥルメンタルにしようと思っていたのですが、結局はVickiに英語を喋らせました。
歌詞に出てくる「シュヴァルの理想宮」というのは、フランスに実在する奇妙奇天烈な建造物です。
これは何だろう…。正にパラノイアな男・シュヴァルが、男一匹裸単騎で現世に挑んだ、その結果・結論ですかねえ。
いや、シュヴァルとしては、これが結果・結論だったのかなあ?…私には分かりません。
昔、一人きりで欧州一周旅行をした際、シュヴァルの理想宮を観に行こうかなあと思っていたのですが、
「いや、でも、あの世界観・人生観に卒倒しちゃうかも…」と何だか急に怖くなり、結局、観に行くのは止めました。
観に行けば良かったなあ。今はそう思います。
あ。そうそう。
山野一が再婚して、今は双子の女の子の父親で、もう鬼畜な漫画は描いてないというのをネットで知った時は、
これはこれで物凄い衝撃を受けました。なんちゅうか…人も時代もドンドン流れて行きますね…。
もう私には追い付けません。まあ、追い付こうと思った事も無いのですが…。

3曲目は、「高速回線は光うさぎの夢を見るか?」。
タイトルは、華倫変の漫画『高速回線は光うさぎの夢を見るか?』から。
私が華倫変を初めて読んだのは、1990年代半ばの「週刊ヤングマガジン」掲載の短編だったと思います。
決してテクニカルとは言えない、しかし、独特で奇妙な味わいを放つ絵柄と、
ほんのりとした異常性を醸し出す登場人物、台詞、展開に、じんわりとした衝撃を受けました。
そんな華倫変の世界観を、ほんの少しでも音楽に出来無いかなあと思い、トライしてみた次第です。
ぼんやりとした淡色で、それでいて、精神的に圧迫してくる感覚…こういったモノを音色やフレーズにしてみようと。
このトライは暫く続きそうです。
歌詞は蒼姫ラピスに歌わせました。蒼姫ラピスのフワフワした声質にはピッタリな曲調だと思います。
しかしながら、蒼姫ラピスをミュートしたバージョンも収録しました。これはこれで別の愉しみがあると思います。

ジャケットは、眼鏡っ娘がビリヤードをやっている姿です。
『Lost Moon e.p.』と『Paranoia Star e.p.』は、「陰と陽」の関係性にしたかったんですね。
それぞれ独立しつつも、二枚で一つの作品になるという。
なので、『Lost Moon e.p.』のジャケットが「陰」で、『Paranoia Star e.p.』のジャケットが「陽」になってます。
『Paranoia Star e.p.』のジャケットは、シンプル且つカラフルで、とても気に入ってます。
歌詞ページは、眼鏡っ娘がビリヤードをやっている四コマ漫画になっていて、
レーベルは、ビリヤードの球になっています。是非ご覧下さい。

二作同時制作というのは、私にとって初めての試みだったのですが、とにかくM3-2016秋に間に合って良かったです。
今回も素敵な絵をたくさん描いて下さったEMIさんに、この場を借りて御礼申し上げます。

『Lost Moon e.p.』にも『Paranoia Star e.p.』にも、
私の大好きな70年代グラムロックと80年代テクノポップを主軸として、
ファンク、ディスコ、アンビエント、エレクトロニカの要素を散りばめました。
荒く拙い部分も多々有りますが、聴いて下さった皆様に少しでも楽しんで頂けたら、私はとても嬉しいです!
どうぞ宜しくお願い致します。




『Paranoia Star e.p.』と『Lost Moon e.p.』の解説その1。

M3-2016秋にて頒布するCHOCOLATE DERRINGERの新譜、
『Lost Moon e.p.』と『Paranoia Star e.p.』についてアレコレ書きます。

まずは、今作の使用機材について。

Computer:Apple iMac Core i7 3.1GHz
DAW:Logic Pro 9
Audio I/O:Steinberg UR28M
Monitor Speaker:YAMAHA HS5
Headphone:SONY MDR-CD900ST
Software Instrument:YMCK Magical 8bit Plug、KORG Mono/Poly、LegacyCell etc
Vocaloid:蒼姫ラピス
Voice:Vicki

…まあ、以前とそんなに変わらないのですが、
Logic Pro 9付属のソフトシンセ…Sculpture等を多用する様になり、サンプリングCDはほとんど使わなくなりました。
一時期はサンプリングCDを買い漁っていたのですが、やはり音色やフレーズは自作の方が早くて、愛着が湧きますね。

さて、『Lost Moon e.p.』ですが、これはCHOCOLATE DERRINGERの1st Singleです。
今年6月に開催されたAPOLLO第4回の為に書き下ろした作品なのですが、
やはり紙に印刷された表ジャケットや、歌詞ページ、裏ジャケット、レーベル印刷されたCDが欲しいし、
マスタリングを修正したかったり、Vocaloidをミュートした音源も入れたいと思ったので、
M3-2016秋へのサークル参加が良い機会だと思い、CD化する事にしました。
なので、APOLLO第4回の時の『Lost Moon e.p.』とは、マスタリングが若干違います。
また、「Lost Moon」は蒼姫ラピスをミュートしたバージョンも収録しました。
今後は、この「Lost Moon(Vocaloidless Ver.)」の様な曲が増えると思います。
スローテンポで、ミニマルで、全体的に霧がかかっている様な質感の曲です。
と言いつつ、「スクラップ学園」みたいな70年代グラムロック+80年代テクノポップ路線や、
「Dr. Strangelove」みたいなファンク+ディスコ+ピコピコシンセ路線も続けると思いますが…。

タイトルの元ネタですが、
1曲目「Dr. Strangelove」は、スタンリー・キューブリックの映画『博士の異常な愛情』から。
2曲目「スクラップ学園」は、吾妻ひでおの漫画『スクラップ学園』から。
3曲目「Lost Moon」は、トム・ハンクス主演の映画『アポロ13』から。
どれも私の好きな作家・作品です。

「スクラップ学園」と「Lost Moon」は、Vocaloidをミュートしたバージョンも収録しました。
ただミュートしたのではなく、Vickiが英語を喋っていたり、ドラムのフレーズが一部違っていたりします。

表ジャケットと裏ジャケットは三日月の絵ですが、
歌詞ページとレーベルは月の満ち欠けをテーマにEMIさんに絵を描いて頂きました。
シンプルでカチッとしたカッコ良さがあって気に入ってます。是非ご覧下さい。

続きます。
プロフィール

吉川孤蝶

Author:吉川孤蝶
吉川孤蝶と申します。
CHOCOLATE DERRINGER(チョコレート デリンジャー)で作詞・作曲・打ち込み等をしています。
70'sグラムロック、80'sテクノポップ、90'sエレクトロニカ、昭和の音楽、映画、漫画、文学をこよなく愛しております。
シンセピコピコドラムドカドカな踊れる躁鬱病的電子音楽を作れる様、日々精進しております。
サウンドクラウド
https://soundcloud.com/chocolate-derringer
BOOTH
https://chocoderri.booth.pm
宜しくお願い致します。

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